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Hitachi

Hitachi Koki Co.,Ltd.

製品を安全にご使用いただくための基本的な注意事項をまとめたものです。
よくお読みいただき、正しく安全にご使用ください。

エンジン工具共通の安全上のご注意」をお読みください

エンジン工具共通にご注意いただきたいことは、「エンジン工具共通の安全上のご注意」に記載してあります。 本ページと併せて必ずご覧ください。

基本事項

高温部に注意

作業中はもとより、エンジン停止後もしばらくエンジン部、特にマフラー、マフラーカバー、排気口、シリンダー部などに触れないでください。
やけどやけがの原因になります。
マフラー、排気口、シリンダー部は高温になるので触れない

ご使用前の準備

ご購入時、スパイク、ガイドバー、ソーチェンが装着されていない製品は、取扱説明書に記載されている手順に従って取付けてください。
リアハンドルタイプ

トップハンドルタイプ

ガイドバーとソーチェンの取付け

注意:
  • 事故防止のため、必ずエンジンを止めておいて下さい。またソーチェンを取扱うときは,必ず手袋を着用してください。
  • チェンブレーキ付の製品をお使いの場合は、必ずサイドケースをはずす前に、チェンブレーキが解除されていることを確認してください。
  • チェンブレーキが作動した状態でサイドケースをはずすとサイドケースを本体に取付けられない場合があります。
ガイドバー取付ナットを緩めてサイドケースをはずす
(1) ガイドバー取付ナットを緩めてサイドケースをはずします。
(2) ガイドバーをガイドバー取付ボルトにセットします。
(3) ソーチェンの向きに注意して、ソーチェンをスプロケットに掛け、ガイドバーの溝にソーチェンをセットします。
必ずボス(突起)と穴を合わせてサイドケースを取付ける
(4) サイドケースを取付けます。その際、必ずボス(突起)と穴を合わせてください。
ボス(突起)と穴がずれた状態でサイドケースを取付けると、ボス(突起)が破損してソーチェンの張り調整ができなくなります。
ガイドバー取付ナットを手で締付ける
(5) ガイドバー取付ナットを手で締付け、ご使用前の点検の「ソーチェンの張り具合調整」を行います。

燃料とチェンオイルの給油方法(2サイクルエンジンの場合)

  • 燃料は混合燃料25〜50:1(無鉛ガソリン:2サイクル専用オイル)を使用してください。
  • 燃料は別容器でよく混ぜてから燃料タンクに入れてください。
  • 燃料給油中はタバコを吸ったり、その他の火気を絶対に近づけないでください。
  • 燃料はガソリン専用の容器に入れ、乾燥した場所で子供の手の届かない所または鍵のかかる所に保管してください。
  • チェンオイルは市販の専用チェンオイルを使用してください。
  • 燃料給油口とチェンオイル給油口をまちがわないように注意してください。
  • 給油口付近に図のようなイラストがあることを確認してから正しく給油してください。
  • 燃料補給のたび、チェンオイルも補給して、チェンオイルがなくならないようにしてください。
燃料は混合燃料25〜50:1(無鉛ガソリン:2サイクル専用オイル)を使用する

ご使用前の点検

作業場所の整備

作業場所にけがや事故、故障の原因になるような物がないか確認、整備する
  • 作業場所および周辺の環境をよく観察し、けがや事故、故障の原因になると予想できる物が作業場所にないか確認し、ある場合には、あらかじめ取除いてください。
  • 作業時足場となる部分については、不安定であったり、つまずいて転んだりする物がないように整備してください。
  • 立ち木の伐採作業を行うときは、倒れる方向、転がる方向にも細心の注意を払い、自分自身の避難場所・経路もあらかじめ決めて整備しておいてください。

ソーチェンの張り具合調整

ソーチェンの張り具合調整する
  • 事故防止のため、必ずエンジンを止めておいてください。
    またソーチェンを取扱うときは、必ず手袋を着用してください。
  • ソーチェンの張り調整方法は、お使いのチェンソーによって異なります。取扱説明書に記載されている手順に従って行ってください。
  • ソーチェンの張りは、ガイドバーの先端部を持ち上げたとき、ガイドバーの下側でソーチェンのバンパードライブリンクが溝に収まり、カッタやタイストラップがガイドバーに軽く触れる程度となるように調整してください。
    ゆる過ぎますとソーチェンがはずれることがあり、けがの原因になります。
  • 調整後は、ガイドバー取付ナットを確実に締付けてください。

チェンブレーキの作動確認

  • チェンブレーキはキックバックなどが発生した時、緊急にソーチェンの動きを停止し、危険を少なくするための装置です。
  • チェンブレーキは緊急時の停止装置ですが、万全ではありません。常にキックバックが発生しないように注意しながら作業してください。
  • ブレーキが確実に作動することを以下の方法で確認してください。
ブレーキレバーを前方に押すとチェンブレーキが作動する
(1) ブレーキレバーを前方に押すとチェンブレーキが作動してソーチェンが動かなくなります。ブレーキレバーを手前に引けば解除されます。
必ずストップスイッチを切る
(2) 必ずストップスイッチを切って(停止状態)からブレーキレバーを作動状態にしてソーチェンを手で引っ張ってみます。ソーチェンが動かなければチェンブレーキが作動しています。

各部の点検

  • ガイドバー、ソーチェンにひび割れ、変形がある物は使用しないでください。
  • ロックレバーを押しながらでないと、スロットルレバーが引けないことを確認してください。
  • 各部のボルト、ナット、チェンキャッチャー、タンクキャップなどが確実に取付けられていることを確認してください。
  • 異常がある場合は、お買い求めの販売店に修理を依頼してください。

エンジンの始動と停止

始動前に注意すること

始動前に注意すること
  • 15m以内に人や動物を近づけないでください。
  • 周囲に落葉、かれ草、おがくず、燃料などの可燃物のある場所で行わないでください。
  • 燃料を補給した場所から3m以上離れた場所で行ってください。不用意な始動は、けがや火災の原因になります。
  • 始動と同時にソーチェンが回ることがあるので注意してください。
  • ソーチェンが地面、または障害物などに接触していない事を確認してから始動してください。
  • 室内・トンネル内・ビニールハウス内など、換気の悪い場所ではエンジンを始動したり、作業しないでください。人体に有害な一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
  • チェンブレーキ付の製品をお使いの場合は始動前に、ブレーキをかけてください。

エンジンの始動

エンジン始動方法は製品によって異なる
  • リアハンドルタイプは左手でフロントハンドルを握り、右足でリアハンドルの下側を踏んで、右手でスターターハンドルを引いてください。
  • トップハンドルタイプは機体を右ひざで押さえて、右手でスターターハンドルを引いてください。
  • 製品の仕様の違いにより、始動方法や、製品の動作が異なります。例えば始動補助装置が装備されている製品はチョークと連動してスロットルレバーが少し引かれた状態になります。
    製品を正しく、安全にご使用いただくため、詳しくは取扱説明書をご覧ください。

チェンオイル吐出の確認

チェンオイルが吐出しているか確認する
  • エンジンがかかったら、チェンブレーキを解除して、ガイドバー先端を切り株などに向け10秒程度高速回転してみます。
    チェンオイルが切り株に飛散していればオイルは正常に吐出されています。
  • むやみな無負荷高速運転(空ぶかし)はエンジンの寿命を縮めますのでしないで下さい。
  • 燃料補給のたび、チェンオイルも補給して、チェンオイルがなくならないようにしてください。

エンジンの回転数を上げる場合の注意

  • チェンブレーキが作動している時はスロットルレバーを引かないでください。
    エンジンの回転数を上げると故障の原因になります。

エンジンの停止

  • スロットルレバーとロックレバーを放して、エンジンの回転を低速(アイドリング状態)にしてから、ストップスイッチを停止(STOP)位置にしてください。
  • 機体から離れるときは、必ずストップスイッチを停止(STOP)位置にしてエンジンを停止してください。
  • 製品により、ストップスイッチの位置、形状が異なりますので、詳しくは、取扱説明書で確認してください。
エンジンの回転を低速にしストップスイッチを停止(STOP)位置にする

キックバックの注意

機体の跳ね返り(キックバック)に注意してください

ガイドバー先端部の上半分が木材に触れるとキックバックが発生し危険
  • ガイドバー先端部の上半分が木材に触れますと、ソーチェンの回転でガイドバー先端部が木材を駆け上がる力が働き、作業者の上半身に向かって跳ね返すキックバックが発生し危険です。

キックバックによる危険を防ぐ作業方法

ガイドバーの先端の裏側に丸太や小灌木がないかよく確認する
  • ガイドバーの先端が切落とす枝の後ろにある丸太や小灌木にぶつかってキックバックを起こすことがあります。
    裏側にそのような物がないかよく確認してから作業をしてください。
左手でフロントハンドル、右手でリアハンドル(トップハンドル)を持って作業する
  • 万一キックバックが発生しても、危険性を最小限にするため、左手でフロントハンドル、右手でリアハンドルを持って作業してください。身体の芯(頭部)に跳ね返ることが避けやすくなります。

作業方法

作業するときは…

  • チェンソーを使用するときは、必ず両手でしっかり持って使用してください。
    片手では絶対に使用しないでください。
  • 使用中は、ソーチェン、ガイドバーや回転部に手や顔などを近づけないでください。
  • チェンソーの回転が大幅に低下するような無理な使い方はしないでください。
  • 作業中は、マフラーの排気口周辺から可燃物(おがくず、樹皮、枯れ草、紙くずなど)を遠ざけてください。排気が連続して可燃物に当たると発煙、発火することがあります。
  • チェンソー作業にあたっては、事前に専門の教育機関での受講をお薦めします。
    各都道府県の林業・木材製造業労働災害防止協会等にお問い合わせください。

立ち木の伐採作業に関して

  • 次に相当する範囲に人や動物を近づけないでください。
    ・木が倒れる可能性がある場所(木の高さ、枝の張り具合を考慮する)+15m
    ・斜面などの木が転がる可能性がある場所+15m
  • 伐採作業では、あらかじめ決めた合図(かけ声や笛 等)を必ず行い、まわりの人の安全を確認してから作業を進めてください。
  • 伐採作業は次の手順で行ってください。
立ち木の伐採作業では木のまわりの障害物を取除きに安全な退避場所を決めておく 木の形状や周囲の状況(風向きなど)を考慮し、木を倒す方向を決めます。
(1) 木のまわりの障害物を取除くと同時に安全な退避場所を決めておきます。
(2) はじめに倒そうとする側に受口を切込みます。受口は木の直径1/3くらいが適当です。
(3) 受口の反対側で受口の下面より5cm程度高い位置より追口を切込みます。
(4) 木が倒れはじめたら、エンジンを停止して、あらかじめ決めておいた退避場所へ退避します。

高所での枝打ち、枝払い作業について

  • 木の上及び高所(2メートルを越える箇所)での作業は、足場が不安定になり非常に危険です。
    以下の内容を守り、安全に作業してください。
    (1) 高所作業用機器(高所作業車、木登り機など)を使用し、安定した足場を確保すると同時に安全帯(芯入り)を必ず着用し身体をしっかり固定させてください。
    (2) はしごを使用しての作業、片手持ち作業、腕を伸ばしてのチェンソー操作は行わないでください。
    作業範囲は作業者の肩から腰の高さとし、それ以外では作業しないでください。
    (3) エンジンの始動は必ず地上で行い、木の上および高所では始動しないでください。
木の上、2メートル以上の高所、はしごを使用、片手持ち、腕を伸ばしての操作での作業は禁止
  • 使用中、機体の調子が悪かったり、異常音、異常振動がしたときは、直ちにエンジンを止めて、お買い求めの販売店に点検・修理を依頼してください。そのまま使用すると、けがなど事故の原因になります。

メンテナンスと保管

作業後に行ってください

  • 必ずエンジンを止めて機体が冷えた状態で行ってください。
  • 点検をする際は手袋を着用してください。
  • 点検・整備は、取扱説明書に従って行ってください。
また次の項目も実施してください。
(1) ソーチェンの点検と目立て(ご使用のソーチェンにより目立て寸法が異なります。)
(2) ガイドバーの溝と給油口の掃除
(3) サイドケースの掃除
(4) チェンオイル吐出口の掃除
(5) エアクリーナーの清掃
(6) 点火プラグの清掃
(7) オイルフィルター、燃料フィルターの清掃
(8) マフラ排気口部(付着カーボン)の清掃

ソーチェンの点検と目立て、ガイドバーの溝と給油口、サイドケースの掃除
チェンオイル吐出口、エアクリーナー、点火プラグの掃除<
オイルフィルター、燃料フィルター、マフラ排気口部(付着カーボン)の清掃
  • 修理は必ずお買い求めの販売店に依頼してください。ご自身で修理すると、事故やけがの原因になります。
  • この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでください。

長期間使用しない場合は

  • 長期間(1ヶ月以上)保管するときは、チェンオイルを抜き、燃料タンクから燃料を抜き取ってから自然に停止するまで空運転し、気化器の中の燃料を完全になくしてください。
  • 古くなった燃料は故障の原因となりますので使用しないでください。
  • 損傷箇所がある場合は必ず修理してから格納してください。
  • ほこり、湿気のない乾燥した、また温度が50℃以上にならない場所に保管してください。
  • 子供の手の届かない安全な場所に格納してください。
  • チェンソーを移動、保管する場合は安全のため、必ず付属のチェンケースを取付けてください。
長期間保管するときは気化器の中の燃料を完全になくす
注意:
  • 構造上、パイプやガイドバーに残留したチェンオイルがしみ出ることがあります。故障ではありませんが、保管場所が汚れることがありますので、ご注意ください。
  • 保管するときは、オイルタンク内のオイルを抜いて空にし、本体の下にはオイルが付いてもよい物を敷いてください。