新型インフルエンザウイルスが世界的な広がりを見せています。 このウイルスはA型インフルエンザウイルスの一種類でH1N1と呼ばれるタイプであり、1918年に猛威を振るったスペイン風邪、1977年以降毎年流行している季節性インフルエンザの一つであるAソ連型のウイルスと同じ亜型に属します。 これに対し、鳥インフルエンザは同じA型でもH5N1という別の亜型に属します。 このようなインフルエンザウイルスの研究やワクチンの製造には超遠心機が使用されています。 一般にインフルエンザワクチンやいくつかのワクチンの製造工程には、ショ糖密度勾配遠心法による精製工程が含まれています。この密度勾配遠心法は、試料中に含まれるウイルスや不純物等を粒子サイズの違いだけでなく密度の違いも利用して分離ができるという、フィルター法、クロマト法にはない大きな特徴を持っています。 日本を初めとした世界の多くのインフルエンザワクチンの製造には、生産用連続超遠心機が使用されています。この超遠心機を製造・販売しているのは、日本では弊社だけです。また、欧米など海外にも多数輸出しています。 インフルエンザワクチンのほかにも、百日咳ワクチン(DPT3種混合ワクチンとして供給されている)、日本脳炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、など多くのワクチンの製造に生産用連続超遠心機が用いられています。 (2009.10 当社調べ)